今年になってから、洗浄には、合成界面活性剤の入った商品は使わず、なるべく固形石鹸を使うようにしています。

そのきっかけは昨年、親戚が病気になったこと。しかも3人、ほぼ同時期に。

私は、もともと健康には気を使っている方ですが、再度健康について、考えさせられました。

私たちの体は、「私たちが食べたものから作られる」といわれるので、なるべくオーガニックの食材を選び、加工食品は控えるようにしています。

そしてスキンケアに関しても、再度見直しました。

随分前(15年以上前かな??)に、「買ってもよい化粧品、買ってはいけない化粧品」 境野 米子 (著)など、化粧品に含まれる防腐剤や配合成分の安全性について書かれた本を、何冊か読んだことがあります。

体に害を及ぼす恐れのある配合成分の一つは、合成界面活性剤です。

合成界面活性剤とは、簡単に言えば、泡立ちを良くしたり、本来、混ざりあうことのない水と油を混ぜ合わせるための乳化剤のこと。

合成界面活性剤は、洗剤、洗顔料、シャンプー、クリームなど、あらゆる商品に添加されていますが、自然界で分解されにくく、川を汚したり、環境汚染の原因にもなっています。

その合成界面活性剤の体への影響というと、「経皮毒」といわれるように、皮膚表面に残りやすく、皮膚から体内に吸収されて肝臓機能を低下させたり、発がん性の恐れがあるといわれています。

この問題が大きく取りだたされないのは、害はあるといえども、企業は商品が売れて儲かればいい、商品が売れなくなっては困る。ということから、あまり表に出てこない話題なのだと聞きました。

病気が見つかった親戚3人のうち、2人はガンが見つかったんです。

なのでとりあえず、合成界面活性剤やパラベンなどの防腐剤が使われている商品の使用を極力控えようと思い、液体ソープ類はやめて、固形石鹸に切り替えました。

固形石鹸といっても、ダヴのような合成石鹸もありますので注意。

環境にも体にも安全な固形石鹸とは、石鹸素地、脂肪酸ナトリウムでできたシンプルな石鹸です。天然の界面活性剤を含み、河川に流れても、ほぼ1日で分解され、自然を汚さないそうです。

最近参考にした書籍は、皮膚科医の菅原由香子先生の本です。

肌のきれいな人がやっていること、いないこと [ 菅原由香子 ]

先生ご本人も、肌荒れに20年間悩まれたそうです。ご本人がどうやって肌荒れから解放されたのかも紹介されています。

その先生が、自分の肌を実験台にして、何年も試行錯誤を繰り返してできあがった化粧品がワイエスラボ。

私も今では、基礎化粧品が手作り化粧水とスクワランの2点のみ。私の最近のスキンケア方法は後日アップしますね。

菅原先生のお話です。