以前、「美白とは」の記事に出てきたうぐいすのフン。⇒ 美白とは
ドラッグストアなどで洗顔類の棚に、白とピンクのボトルで「うぐいすの粉」って置いてありましたよね。
粉の正体は、うぐいすの「フン」。フンに含まれる漂白酵素が肌のシミに良いとされ、昔からある洗顔料です。
私も以前使ったことがあります。少し独特な鳥のフンのような匂いがあります。そのまま使ってもいいのですが、普通の洗顔料に混ぜて使用することもでき、そのほうが抵抗なく使えると思います。
ただ残念なことに、発売以来60年を経た「うぐいすの粉」ですが、野鳥の入手困難(自然界の生態系保護等の法律により)の為、原料の製造ができなくなり、販売終了となってしまったようです。
<(有)美容文化社より>
ウグイスのフン
その糞には豊富にリゾチームなどの加水分解酵素が含まれ、顔面に塗布する事で角質層が柔らかくなって、小皺が取れたり肌のキメが細かくなる・肌のくすみが取れて色白になる事から、古くから美顔洗顔料やにきび治療薬として人気がある。
「うぐいすの粉」として市販されているものがそれで、この酵素には脱色作用もあるため、着物の染み抜きにも利用される(以前は毛はえ薬として用いられていたこともあった)。
なおウグイスは大量飼育が難しく、得られる糞も少量であることから、市販の「ウグイスの糞」と称する商品は、ほとんどが別科ガビチョウ科のソウシチョウを飼育し得られた糞を原料に使用している。
<ウィキペディアより>