お肌のシミ対策、紫外線対策は万全でも、意外と頭皮や髪の紫外線対策を怠っていることって、よくありますよね。
今ではヘアカラーするのが当たり前で、髪へのダメージが大きい上に、紫外線からもダメージを受けて、つやがなくなり、パサパサになってしまっている方をたまに見かけます。
紫外線から髪を守る手っ取り早い方法は、帽子をかぶること。
ヘアカラーしないことも挙げられますが、私は25歳くらいから白髪がポツポツと出始め、どうしてもヘアカラーしないわけにいきませんでした。
「ヘアカラーはしたいけど、髪を痛めたくない」と美容師さんに相談したところ、ヘナをおすすめしてくれました。
それ以来、普通のヘアカラーとヘナで髪を染めています。2004年からアメリカで生活するようになってからは、ほぼ自宅で染めています。美容室で染めてもらったのは一度しかありません。
ヘナには脱色効果はないので、普通のヘアカラーのように明るくなりません。ヘアマニキュアのように髪の表面をコーティングするだけです。
なので、年に1~2回、市販のヘアカラー剤で髪を少し明るくし、あとはヘナを約2ヶ月に1回、白髪を隠すために行っています。
ヘナって何?
ヘンナ(ヘナ)は、ミソハギ科の植物の名。和名は、指甲花(シコウカ)・ツマクレナイノキ・エジプトイボタノキ。学名は、Lawsonia inermis。主に、マニキュアやヘナタトゥーなどの染料として古代から使用されてきたハーブである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘンナ
白髪はヘナ本来の赤っぽいオレンジ色になり、ハイライトを入れたようになります。太陽やライトの下では黒髪も赤っぽく見えます。
髪全体が白髪の方がヘナ100%で染めると、派手になりすぎてしまうと思います。
ヘナ本来の色を楽しみたい方は、成分が「ヘナ100%」、「Lawsonia inermis100%」の商品を選んでください。↓
ヘナを使って髪を染める
簡単に流れをご説明すると、ヘナペーストを作り、髪に塗って最低でも2時間くらい待つ。その後、お湯で流して完了です。
ヘナは、葉を乾燥させて粉にしたものが売られています。(結構使ってしまって、量が少なくてすみません)↓
ヘナで髪を染めるには時間がかかります。でも市販のヘアカラーのように化学薬品が含まれないので、髪にもお肌にも安心です。
ちなみに、トリートメントとして使う場合は30分から1時間ほど待てばいいそうです。
ヘナのメリット
- ・天然素材100%で髪を痛めない、頭皮にも安心
- ・トリートメント効果があり、艶やかな髪になる
- ・頭皮の炎症を抑える(殺菌作用あり)
- ・軽い洗浄効果があり、シャンプーしなくてよい
- ・イグサのような香りでリラックス
ヘナのデメリット
- ・髪がゴワつく
- ・肌に着いたまま放置すると、数日色が落ちない
- ・染め時間が長い
- ・面倒くさい
- ・イグサの香りがダメな方は我慢できないかも?
<補足>
髪のゴワつきが気になる方は、色もちは悪くなりますが、ヘナ染めした後に、お湯で洗い流すだけでなく、市販のシャンプー、コンディショナーなどを使うと、かなり解消できます。(それでも多少ゴワつきを感じるかもしれません)
ヘナが肌についてしまっても、すぐふき取るか洗い流せば全く問題ないです。(市販のヘアカラーと同じ)
染め時間が長く外出できないですが、家事や読書など、家の中ではいろいろできますので、そんなに気になりません。
用意するもの
- ・ボウルとスプーン(プラスチックや木製のもの。)*金属製だと化学反応して、仕上がりの色が暗くなります。
- ・ゴム手袋
- ・ラップまたは、レジ袋
- ・お湯 適量
- ・汚れてもいいTシャツを着るか、タオルを肩にかける
今回は長くなりすぎたので、詳しい流れは次回ご紹介しますね。私流の「手っ取り早くヘナを塗る方法」もお伝えします。 😆