前回に引き続き「ヘナ」についてです。今回は私流の簡単な髪の染め方をお伝えします。
前日にヘナで染めたばかりの私の髪。↓
地毛は真っ黒ですが、年に1、2回、市販のヘアカラー(ライトブラウン使用)をして、髪を少し明るくしてからヘナで染めると、こんな感じになります。
それでは手順をご紹介します。必要なものなどは、前回の記事をご覧になってください。
1、ペーストを作る
ヘナにお湯を注いでペースト状にします。良質なヘナほど粘りが出ます。ヨーグルトのようなトロみ具合がベストです。
ペーストが硬すぎると髪に塗りづらいし、逆に緩すぎると塗った後に垂れてきて大変です。
ペーストを作ってから数時間寝かせると良いと聞いたので、今回は2時間くらい置きましたが、すぐ使っても問題ない気がします。
最初、深緑色のペーストですが、時間がたつと、このようなオレンジがかった色になります。↓
私の髪の長さは、肩につくくらいです。ヘナを50g使ってペーストを作れば、髪全体を染めるには十分な量です。(髪量は普通)
私の場合、ヘナで染める必要があるのは、白髪の目立つ頭頂部(クラウン)だけなので、毎回50gも使っていません。
お湯の量は適当です。小鍋半分くらいのお湯を用意して、ペーストの硬さに注意しながら作っています。緩くなりすぎたら、ヘナをつぎ足せばいいので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
[char no=1 char=”host”]染め上がりを良くするために、オリーブオイルやココナッツオイル、カモミールティーを入れたりするなど聞きますが、良質なヘナを使えば、お湯以外くわえなくても、仕上がりは艶々で全く問題ないですよ。[/char]
2、髪に塗る
私が行っている方法は、浴室で下を向いて髪全体をブラシでとかし、ゴム手袋をした手にペーストをゴソッと取って、下を向いたまま髪の根元を中心に一気に塗りこみます。髪全体に伸ばして終わりです。早いでしょ!
<注意>必ずゴム手袋をしてヘナを扱ってください。手や爪がオレンジ色になり、数日取れません。特に爪は色が抜けにくいです。浴室にヘナが飛び散ってしまったら、こちらも早めに洗い流すかふき取ってください。
一般的なヘナの塗り方は、頭頂から少しずつ髪束をとってヘナを塗り、その毛束をクルクルっと根元にまいて、次の毛束を取ってまたヘナを塗り・・・と、この作業を繰り返して塗っていきます。丁寧にやると結構時間がかかります。
3、放置する
ヘナを塗ってから時間をおけば置くほど、色の入りがよくなるといわれています。私は2~4時間ほど待って、洗い流すようにしています。
ヘナは温めたほうが染まりやすいので、普通、髪全体をラップで包んで保温しますが、私はスーパーなどで使うプラスチックのレジ袋をかぶります。簡単です!
<注意>顔や首、耳などについてしまったヘナは、ウェットティッシュなどでふき取ってください。
4、洗い流す
数時間たった後、基本的にはお湯でしっかり洗い流して終わりです。
私はオレンジ色に染まった頭皮や枕カバーなどへの色移りが気になるので、軽くシャンプー、コンディショナーします。ただ色もちは悪くなると思います。
数日間はシャンプーの後、若干色落ちしますので、タオルや洋服は色の濃いものを選んだ方がいいかも。
以上です!一見面倒くさそうですが、慣れると苦になりません。それにヘアカラー独特のツンとした匂いがなく、髪を痛めません。葉っぱで髪を染めているわけですからね。安心です。 🙂
私の使っているヘナ。
「レインボーリサーチ レッド」
ヘナを使ったことがない方は、必要なものがセットになって、手軽に始められます。
「簡単ガイド・ハケブラシ・手袋・ケープ・アムラオイル4mlつきヘナ」