美容皮膚科、美容外科も、皮膚のトラブルを扱う専門科です。
では、皮膚科と美容皮膚科はどう違うの？というと、一般の皮膚科より美容皮膚科の方が、「より美容に意識した皮膚科」と考えればわかりやすいでしょう。
美容外科では、患者さんに病気などの異常がなくても、患者さんの希望するように、からだの気になる部分を理想に近づけるように処置してくれる所です。
また、美容外科はメスを使いますが、皮膚科や美容皮膚科はメスを使った外科手術を行わないのが大きな違いです。
それでは、美容皮膚科とエステサロンはどう違うのでしょうか？
美容皮膚科での処置は医療行為であるのに対し、エステサロンでの処置は医療行為でないのが決定的な違いです。
エステサロンでもレーザーに似た光治療を行う機器を使いますが、医師免許がなければ使用できない機器と大きな差があります。
信頼できる皮膚科医を見つけるには、数軒のクリニックを訪ねてみるのがいいでしょう。
治療を受ける前に、気になる肌悩みを相談し、どのような処置がされ、どのようなトラブルが起こりうるのかなどをしっかり確認し、違うクリニックを訪ねる際にも同じ質問をしてみましょう。
そうすると、その医師がどのような考えを持って治療を進めていくのか、また、患者に対する態度なども見えてきます。
＊「なんのリスクもトラブルもない」「簡単に綺麗になりますよ」などと促してくる医師は少し注意してみましょう。
人によって肌状態は違いますし、１００％安全と断定的な言い方をする医師も注意してみましょう。
万人に同じ治療でトラブルが一切なかったということは稀です。信頼できる医師は、メリットもデメリットもきちんと説明してくれると覚えておきましょう。
