海水浴などで肌が長時間、強い紫外線にさらされ、肩や背中に現れてくるシミが光線性花弁状色素斑(こうせんせいかべんじょうしきそはん)です。

花びらや金平糖のような形をしています。

日焼け後に突然出てきたり、日焼けしてから数ヶ月から数年後にできることも多く、場所も背中など見えにくい場所にできるため、できているのに気づかない場合がよくあります。

最初は小さなシミですが、時間が経つにつれて1つ1つが大きくなり、やがてつながってくることもあります。そして色が濃くなってきたりします。

自宅でセルフケアできるのは、表皮に近いところに存在するメラニンの沈着であれば、美白化粧品が有効となりますが、肌の深いところにできてしまったものには効果がありません。

ただ、光線性花弁状色素斑は、肌の深い層にまで強いダメージを受けていることがほとんどなので、炎症を起こした時の色素沈着は、美白成分だけで綺麗に消すことは難しいでしょう。

気になる人は、信頼できる医師に相談し、レーザー治療を受けて取り除いてもらいましょう。